＜宿泊施設オーナー様向け＞瞬間式電気温水器と局所給湯でコストカット。メンテナンスコスト軽減しませんか？

日本イトミックで２０２２年１０月より発売する新製品をご紹介します。

こちらの新製品は、ガス給湯機などから、電気の局所給湯設備に切替でイニシャル・ランニングコスト削減。ホテル等の宿泊施設における居室向けの給湯に適した、三相400Vタイプの瞬間式電気温水器（電気瞬間湯沸かし器）です。

瞬間式電気温水器とは

瞬間式の電気温水器（電気瞬間湯沸器）は、本体に内蔵した電気ヒーターでお湯を使用する時だけ瞬間的に沸し上げる湯沸器です。火気を使わないので「安全」、燃焼ガスの発生がなく「環境に優しい」、保温に電力を使わないので省エネ効果が高く、また、貯湯タンクを持たないので設置スペースを削減できます。

宿泊施設オーナー様にお勧めする理由

日本の多くの宿泊施設で採用する、セントラル給湯（24時間施設内にお湯を循環させ保温する方式）は、稼働率を問わずお湯を作り続ける必要があり、一定のランニングコストがかかってしまいます。また給湯用の配管にかかるメンテナンス費用なども高額になります。

新発売の「EIWXG300A1」では、局所給湯（客室内の個別給湯）に変更し、利便性を損なわずに「お湯が必要なときに、必要な分だけ電気を使う」給湯へ変更して、コスト削減をご提案いたします。

瞬間式電気温水器EIWXG300A1とは

EIWXG300A1は宿泊施設様向けの局所給湯設備として新発売を致します。

セントラル給湯方式では大きなコストと手間がかかるメンテナンスの省力化と、イニシャル／ランニングコストの削減が可能です。また、給湯温度設定や温度／流量優先機能切替などさまざまな給湯設定が可能で、施工も簡単なため、宿泊施設様の負担を軽減させます。

製品の特長

１）客室内に設置ができる小型の壁掛式湯沸器

奥行９７ｍｍの寸法は、客室内のユニットバス入口横に設置していただいても邪魔にならず、意匠面も損なわない外観となっております。

２）排水処理が不要で施工が簡単

施工時の手間を減らすため、本製品は排水処理などの必要はございません。そのため、給水と給湯と電源をつなぐだけで使えます。配管カバーも付属しているため、給水給湯管などが見えることはありません。

３）多機能設定パネルでお好みの温度に１℃刻みで設定が可能（３０～６０℃）

給湯温度のバラツキは、お客様のストレスになるだけではなく、無駄な排水も増やしてしまいます。そのため、弊社では、ご利用されるユーザー様がすぐに必要な温度を設定できるよう、電気瞬間湯沸かし器本体ですぐに温度変更ができるようになっております。

４）温度優先と流量優先機能の切り替え設定が可能。

温度優先モードを搭載し、流量にかかわらず、高精度に湯温を保ちます。また、流量を優先したい場合には、モード切替により流量を優先するモードも搭載しております。

５）漏水などの異常時に給水を遮断する機能を搭載。安全機能が充実。

日本イトミックの製品は国内の水道法や電気用品安全法などに適合し弊社製品は製造されております。

製品ご利用時に万が一のことがあった場合にも、製品故障によるお客様のリスクを最小限にするため、製品本体には数多くの安全機能が備わっております。

安全弁、逆止弁（本体内蔵）、過昇圧検出、異常時主回路遮断、温度センサーの異常検出やそのほか電装部品の異常検出、漏水検出など

このような機能から故障時においても、お客様設備にご迷惑をおかけせず、弊社製品は不具合をお知らせする仕組みがございます。

客室内でお使いいただくために

本製品は、この製品寸法で17.2号相当の加熱能力を持っているため、居室全体（バスシャワー、洗面台、キッチン）の給湯を賄うことができます。

局所給湯設備であるため、本製品を室内につけていただくことにより湯待ち時間も少なく、快適なお湯をご利用いただけます。

ミラブルplusとセットで「快適な浴室環境を」ご提供します

ウルトラファインバブル生成シャワーヘッド「ミラブル plus」をラインナップ。EIWXG300A1とセットでのご購入いただけます。（※1）

EIWX でご利用のシャワーヘッドをミラブル plus にするだけで、毛穴の奥まで届くウルトラファインバブル（超微細気泡）※2を生成する、優れた洗浄効果を持つシャワーに変わります｡普段どおりにシャワーを浴びているだけで、1cc あたり約 2000 万個以上（※3）のウルトラファインバブルが毛穴やシワの間に入り、汚れを吸着してきれいに洗い流してくれます

※１：シャワーヘッド単体での販売は行っておりません。シャワーヘッド＋盗難防止キット＋EIWX本体のセットでの販売となります。
※ 2：ウルトラファインバブル：直径 1 μ m 未満の泡の事（ISO で定められた国際標準規格）で､ マイクロバブルよりさらに小さく､ 非常にすぐれた洗浄力を持つ｡
※ 3：ミラブルを通過した水に含まれる気泡数を計測。気泡の評価は差分法による。測定はファインバブル産業会 1b 認証。

EIWXG300A1の製品仕様

製品型式：EIWXG300A1　希望小売価格：オープン価格

（※1）・・・号数とは、水温から25℃上昇させたときの毎分の出湯量を示します。
（※2）・・・使用流量範囲の最低流量以下では動作しません。
（※3）・・・1.5MPaで作動し、ヒーターへの通電をストップします。
（※4）・・・ミラブルplusセット品でご購入の場合には本体同梱でシャワーヘッドが同梱されます。

局所給湯方式によるメリット

宿泊施設におけるセントラル給湯と局所給湯。弊社が考えるメリットは以下の内容です。

セントラル給湯方式と局所給湯方式のランニングコスト比較

ガス給湯器を利用したセントラル給湯方式と電気瞬間湯沸器 EIWXG300A1 を利用した局所給湯とを比較しました。

セントラル給湯方式と局所給湯方式の設備比較

瞬間式電気温水器（小型の電気瞬間湯沸器）を利用した局所給湯のメリット

1. 配管が短いため、初期費用およびメンテナンス費用が削減できる
2. 給湯箇所が近いため、お湯を直ぐに出すことができる
3. 貯湯タンクを持たず、設置スペースが小さい
4. 大量にお湯を使ってもお湯が無くなることがない
5. 燃焼系給湯器と比べて効率が良く、熱エネルギーを無駄なく給湯に使うことが可能
6. 火を使わないため換気設備が不要
7. 使う時しか電気を使わないため省エネルギー
8. CO/CO2 が発生せず、環境負荷が小さい
9. 環境性の高さ、省エネ性から SDGs などの取り組みに貢献できる

客室の給湯設備で採用増の局所方式について

宿泊施設での給湯設備はこれまでガスや重油などを利用した燃焼系のボイラーによるセントラル方式が主に採用されてきました。施設全ての給湯をカバーするセントラル給湯は、大きい貯湯タンクと広い設置スペースが必要です。配管は貯湯タンクから給湯箇所まで膨大な長さと本数が必要となるため、初期費用だけでなく経年によるメンテナンスの費用負担が大きいものとなっています。

費用面だけでなく、脱炭素を目指すこれからの社会においては、燃焼系ボイラーによる給湯から、熱源を燃焼系から電気へシフトするなど、給湯の在り方を転換する動きも始まっています。
こういったことから、客室の給湯設備にはメンテナンスが容易で費用が抑えられる局所給湯方式を採用する事例が増えてきており、イトミックは給湯のプロフェッショナルとしてご協力致します。

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