導入事例
【オフィスビル】ZEB取得「自然と人間の共生」をコンセプトとした設備設計会社の本社社屋に電気瞬間湯沸器を導入
本社社屋を省エネ実験棟として給湯器を瞬間式に
ZEBを取得し、省エネ対策の実験棟としても活用される株式会社興盛工業所様の本社社屋に採用されました。
「信用の永続」を基本理念とする設備工事会社
株式会社興盛工業所様は昭和15年の創業以来、80年以上にわたり東北における管工事分野で信頼と実績を積み重ねてきた設備工事会社です。建物の用途や大小を問わず多種多様な設備工事を手掛けており、特にコンサルティング業務としては省エネ提案を積極的に推進しています。2025年度には自社受注コンサルティング業務のうちZEBが占める割合を50%以上とすることを目標に取り組んでいます。
貯湯式と比べて省エネ性能の高い瞬間式をZEB取得の本社社屋に採用
電気瞬間湯沸器は「WEBPRO※」においては定格加熱能力にて評価される給湯設備です。ただし常時保温を行わないため、使用時以外は電力を消費せず、使用頻度にムラがある現場においては当社の試算によると保温と加熱を繰り返す貯湯式電気温水器と比べ、80%以上の省エネとなりました。そのため、今回ZEBを取得された新社屋では「省エネ給湯設備」として、断熱材や太陽光発電、地中熱と並び環境性の高い設備として採用をいただき、新社屋の1棟約90%の給湯を当社の電気瞬間湯沸器で賄うこととなりました。
今後も電力計測システム(BEMS)によりデータを分析し検証される予定です。現在までの(4月~7月)のデータではWEBPRO省エネ計算の設計値に対して80%の消費電力とのことです。
興盛工業所様では給湯室での洗い物や洗面所での手洗い用途だけでなく、新社屋を省エネ対策の研修及び実験棟としても活用、環境・エネルギー計量データを分析し、大学と連携することで実験テーマの立案や社員教育を実施するための資料としても利用されるとのことです。
今回のご採用をきっかけとして別案件でも採用をご検討いただいております。
※国土交通省が提供する建築物のエネルギー消費性能計算プログラム。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)要件の確認や、建築物省エネ法に基づく省エネ基準適合判定に使用。
電気瞬間湯沸器EIXは、小さくとも多機能パネルを備えた本格派
導入いただいたEIXシリーズは、女性の手のひらに乗るほどの極小サイズでありながら、1℃刻みの温度設定が可能で、現在給湯温度・現在給水温度・現在流量を表示できるなど、現場に合わせた設定が可能な高機能モデルです。
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EIWXシリーズはコンパクトでたくさんのお湯を給湯することが可能
EIWXシリーズは洗い物に適したヒーター容量の電気瞬間湯沸器。本体中央に設置した多機能液晶パネルによって、1℃刻みの温度設定などお湯のご利用状況に応じたさまざまな設定が可能です。
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導入製品 | EIX-232C0 | EIWX2080A0 |
導入台数 | 12 | 3 |
標準電源 | 単相200V | 単相200V |
号数換算 | 1.8 | 4.6 |
設定温度範囲 | 約20~38℃ | 約30~55℃ |
定格消費電力 | 3.2kW | 8.0kW |
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